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ドスを絵筆に持ち替えて日本一の富士山に捨身で挑む異色の画家
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男の死に際

2012 / 12 / 16  00:00

男の死に際、男の散り際

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山本集が亡くなって、本日でちょうどまる1年。

 

1周忌を迎えたアトリエにある仏壇には、たくさんの方がお参りに来て下さいました。

また、我々スタッフより先に、お墓へお参り下さった方もいらしたようです。

 

こうして、未だ尚たくさんの方の愛情を受けている山本集。

本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そんな山本が、生前口癖のように言っていた言葉が、この「男の死に際」という言葉でした。

 

山本自身、人様に決して誇れる人生ではなかったことは重々承知していました。

ついては、自分が亡くなる際に、布団の上で安らかに死にたいなどということも

夢にも思っていなかったようです。

 

ただ、男として「死に際」だけは、美しくかつ、潔くありたい。と、それだけを

肝に銘じて、死と向き合っていました。

 

そして、それが自分の思う最後の美学だと言わんばかりに、死の間際まで「痛い」「苦しい」と

言う言葉は、1度たりとも口にしませんでした。

 

そんな山本が、亡くなる寸前…ろれつが回りにくくなり、日課の新聞すら読めなくなっていた

ベッドの上で、話した最後の言葉が、この「男の散り際」という本にまとめられています。

 

 

タイトルは「男の散り際」。

本人の口癖は「死に際」でしたが、この本を通じ、せめてもう1度花を咲かせて欲しいと

遺族が選んだ「散り際」と言うタイトル。

 

多くの方の目に留り、最後の花を咲かせる事ができたなら、これほどの幸せはないでしょう。

 

また、すでに読み終えた方がおいでなら、メールや、コメント欄を通じて

ぜひ感想などお寄せ下さい。

 

いただいた感想は、そのままプリントアウトし、仏前に報告させていただきます。

山本集の最後のメッセージが、皆様のお心に届きますように…。

 

2020.11.30 Monday