男の死に際
地蔵盆
毎年報告しとるが、8月24日は地蔵盆。
1月と8月は大祭にて、大掛かりにお奉りするんや。
この灼熱の中、今年も大勢の仲間が集まってくれた。
誰一人欠ける事なく迎えられたのが、何よりのご加護やと思てる。
毎年同様に進む地蔵盆やが、1つ大きく変わったことがある。
それは、ワシの体重や。
最高120kgの巨体やったワシも、今では78kgまで痩せてしもた。
久しぶりに会ったヤツは、驚いとったなぁ…
かといって、身長から言えばこれが標準らしい。
家族何ぞは、「それが歳相応!」とまで言いよる。
外見はえらい変わってしもたけど、中身は同じ。
街中でワシを見かけても驚かんと、気さくに声をかけてほしい。
そうや。
ちょうどこの日、浜松からワシのファンやって言うてくれる
奇特な人が家族でアトリエに立ち寄ってくれた。
ワシの教え子が経営しとる「さくらコテージ」で夏休みを満喫してくれたそうや。
その息子さんの「アツム」君。
どうか健康で、すくすくと大きいなってほしい。
ワシと同じ名前の子どもさんやなんて、ちょっとこそばい気がしたわ。(笑)
何ぞあったら、気楽にメールしてや。待っとるで。
智辯野球の本随見たり!
みんなもよう知っての通り、今日の試合は
ワシの人生を語るのに避けて通れぬ智弁学園やった。
汗にまみれて砂利だらけの小さいグランドから始まった智弁野球。
あれから何十年もかかりはしたが、今日その汗と涙が実を結んだと言えるやろう。
今日の試合で見せた「智弁野球部」を背負った選手のあの眼!
あの眼こそが、ワシが知っとる浪商野球部員の眼そのものやった。
死に物狂いで、白い球を追う眼。
さすがのワシもテレビを見ながら全身が震えたで。
今は亡き創設者でもあり、智弁初代理事長そして
何よりワシの大恩人の藤田照清先生も大喜びしたはるはずや。
そして、長年受けてきたその恩に対して
今日の選手たちがワシに代わって恩返しをしてくれた気がする。
長い間生きてきて、多種多様の喜怒哀楽を体験してきたけれども、
今日の一戦ほど、感動をもろた試合はない!
強豪相手の試合であった。
選手達の強い気持ちをもって勝つ事ができた。
これが例え負け試合であったとしても、同じ感動をもらえたに違いない。
ほんま、ほんまにありがとう。
ワシの体に流れとる血液が一気にドクドクと音を立てて流れたほど
感動と、感謝で未だに震えが止まらん。
なぁ、智弁野球部の選手達。
思いっきり元気をもろたで!
ありがとう!!!
この先の試合も、熱い甲子園で大暴れしてくれ!
熱中症に注意や!
この日記がみんなの目に触れる頃には、
いつものように東京に到着しとるはずや。
毎月の通院、しっかりこなさなあかんからな。
しかし、こうも暑いと健康な人はもちろんワシのような病人にはかなり応える。
みんなも、どうか体に気をつけて酷暑を乗り切ってや。
熱中症には要注意!
ところで、先月の15日でこのワシも71歳になった。
1ヶ月遅れはしたが、誕生日記念もかねて、
ここで、ぎょうさんもろてる要望に答えようやないかと思う。
それは、油彩画の「赤富士」や。
会社や店はもちろん、マンションの壁にも合うサイズを準備した。
(もちろん値段も勉強しとるで)
この灼熱の最中に、真っ赤に燃える富士山の絵を見て
気合いをいれてもらえたら本望や。
詳細は、明日かあさっての一両日中に、スタッフから
知らせる予定や。
突然ではあるが、楽しみにしとって欲しい。
スポーツ万歳や!
WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利章君からサイン色紙が届いた。
憎い事に、ワシの座右の銘まで書かれとるやないか。
西岡君は、10月に7度目の防衛戦をラスベガスで行うらしい。
チャンピオンであっても、リングの上ではチャレンジャー。
このシビアさが、ボクシングの素晴らしさや。
不屈の精神で何としてでもチャンピオンの座を守って欲しい。
本気の本気、大本気で応援しとるで!
そして、もうひとつシビアなスポーツを見つけた。
この間から行われてた世界水泳や。
ゴールタッチする指先がその選手の明暗をわける。
日本の選手はよう頑張っとったな!
予選から決勝まで、必死で応援したがな。
ほんま、こっちまで熱なったで!!
予選から決勝と言えば、いよいよ始まる夏の高校野球。
ワシの人生にとって、これを避けては通られへん。
もうこれは語るまでもないな。
ワシもしっかり養生して、近いうちに
リングサイド、プールサイド、それに甲子園と
喉がちぎれるほど大声出して応援に行きたいもんや。
頑張るで!