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ドスを絵筆に持ち替えて日本一の富士山に捨身で挑む異色の画家

男の死に際

2012 / 12 / 09  00:00

山本の仕業か!?この偶然!

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辰吉丈一郎氏

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葛西裕一氏と辰吉丈一郎氏

 

個展3日目、予想もしない出来事がありました。

 

上の写真をご覧になった方で、スポーツ好きの方…

いえ、スポーツ好きの方でなくてもご存知の葛西裕一氏と辰吉丈一郎氏が、

偶然、遺作展会場でバッタリ!!夢の共演を果たしました。

 

葛西裕一氏と山本は、彼が現役時代に、五條のアトリエへトレーニングを兼ねて

泊まりに来て下さったときからの古いお付き合い。

 

そして、この葛西氏を通じて西岡利晃氏http://ameblo.jp/omoidouri/とも交流を重ねる事ができたのでした。

 

そして、辰吉丈一郎氏にいたっては、きっと前世は親子だったに違いない!と

思わせるほど深い絆で結ばれていました。

 

そんなお2人は、ちょうど1年前、山本の葬儀にて顔を合わせたのですが、

その後「もう会う事はないだろうと」思っていた矢先、まるで山本集が

2人を引き合わせたかのように、偶然遺作展会場で1年ぶりの再会を果たしたのでした。

 

これには、ご本人達はもちろん、辰吉夫人をはじめとし、その場に居合わせた

山本の古い友人達も一瞬、言葉を失うほどでした。

その後、会場が大盛り上がりをみせたのは言うまでもないでしょう。

 

 

驚く事に…実は、個展初日に同じような出来事があったのです。

 

生前、山本が「ぜひ、紹介したい人がおる」と語っていたらしいお2人の男性。

お互いは全く初対面ながら、偶然同じ時間、同じ場所で顔を合わせる事に。

このときも「ほんとは山本画伯は、死んでないのと違うか!?」と顔を見合わせたのですが…

 

個展3日目にして、再び同じような偶然が起こったことで、

いよいよ山本の魂が、この会場に留まっていたと証明されたような気がします。

 

今回の遺作展には、こんな意外なお客様も…。

 

かねてから山本のファンでいてくださる男性お2人。

もちろん、このお2人の面識はありません。

しかし、この方々には共通項が…。

 

実は、お2人方とも大切なご子息に「アツム」と命名されていたのでした!

 

このちびっ子「アツム」君たち、今は見知らぬ他人同士ながら

いつかきっと、巡り会うときが来るのではないかと、話しています。

 

もし、そのときが来たら「アツムじいちゃん」の事を思い出してもらえたら最高です!

 

私たちの目には映らないものの、山本集の魂は確実に個展会場で皆様を

お迎えしているに違いありません。

 

今日は、こんな素敵な偶然に立ち会えたこと、

そしてわざわざ遠くからご来場下さった皆様に心より感謝いたします!

2024.03.19 Tuesday