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ドスを絵筆に持ち替えて日本一の富士山に捨身で挑む異色の画家

男の死に際

2011 / 07 / 04  00:00

ワシの宝もん

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カワイ君、見とるかなぁ。

 

ワシが東京で常宿にしとるホテルで働いとった

カワイ君が、退職する事になったからとプレゼントしてくれた絵や。

 

よう見たらなんとも言えん、やらかい表情のええ笑顔やないか。

彼には、ワシの姿がこう映っとったんやろか。

 

カワイ君の気持ちがこもったこの似顔絵は、アトリエのリビングにある

サイドボードに飾らしてもろた。

アトリエを訪ねてくれる客人らも、「よろしいなぁ」って言うてくれる。

それにしても、画家に自筆の絵を贈るとは、勇気があるで(笑)

ほんま、おおきにな。

 

そうそう、余談やがこの常宿のラウンジで働いとった女の子に

「先生、絵が上手いですね!」と言われた事がある(笑)

この言葉には、その場におった友人ら一同大爆笑や。

 

ワシもまだまだ修行が足らんようや。ははは…

2024.11.26 Tuesday