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ドスを絵筆に持ち替えて日本一の富士山に捨身で挑む異色の画家

男の死に際

2011 / 06 / 24  00:00

24日は地蔵の日

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1月と8月の大祭以外に、毎月24日はアトリエ前にある地蔵尊をお参りする。
ワシがおらん時でも、村の仲間達がきっちりと参ってくれてるんや。
ありがたいのう。


そやから24日は、地蔵さんの日ちゅうわけやが…
不思議な事に、地蔵参り以外にこの24日には大勢の客人が
ワシを訪ねて来てくれる。


今日1日だけでも、60代から30代の若者までや。
ワシの名前「集(あつむ)」は、身の回りに
大勢の人が集まって賑やかに過ごせるようにと今は亡き親がつけてくれたんやが、
まさに、その名の通り、こんな無骨な男でも
その人達の人生に、ほんのちょっとでもかかわることができる。


ワシの娘より若い30代の若者が、こんなオッサンに腹を割って
話をしてくれるやなんて、そうそうあることやない。


神や仏やと言うガラやないけど、この24日だけは
なにやら「感謝」ちゅう文字が頭の中に浮かびよる。
このワシは、人に生かされとる。
そう痛感する日でもあると言うわけや。

 

2024.05.04 Saturday