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ドスを絵筆に持ち替えて日本一の富士山に捨身で挑む異色の画家

男の死に際

2010 / 10 / 21  20:34

感謝

奈良県五條市のアトリエへ友達が訪ねて来てくれた。

ワシの病状を気にかけて、寄ってくれたとのこと。

病気になってみて気付いたのだが、

今までとは違う新しい感謝の念がワシの胸を熱くさせる。

ワシがアトリエを留守しているとわかっていながらも

電話で体調の気遣いをしてくれる友達もおる。

またこうしてインターネットの向こうで気にかけて

くれている人もいるに違いない。

この気持ちを言葉に当てはめるとしたら「感謝」の一言や。

正直、ガンの治療はなかなか手強い。

しかし、これも自分にかせられた宿命やと腹をくくっている。

この先、どう転がっていくかわからん自分の人生やけど、

そばで支えてくれる友達がおる限り、百人力や。

2024.04.27 Saturday